フォトコレクションの生い立ち/私が見た日本の風景 |
|---|
 |
 |
今ご覧になっているページ >フォトコレクションの生い立ち |
 |
|
 |
|
 |
|
 |
|
 |
 |
| 私が写真〈フォトコレクション〉を始めたきっかけは、小学生の頃、当時大型ゴミで拾ってきた1台のカメラが始まりです。
祖父にねだり、やっと買ってもらった白黒のフィルム。写したあとに又ねだり現像に出すと、写っていないか
ピンボケ。ただシャッターを切るのが面白かっただけで、どのように写るかは、何も考えてはなかったと思います。祖父には、「無駄にするだけなら、もう買ってやらない。」 と怒られ、「今度はちゃんと写す。」と、泣いて駄々をこねたのをなんとなく覚えています。 それを見ていた父がカメラを調べてくれ、「壊れているからはっきり写らないんだ。」と、かばってくれたような思い出があります。 私はそれを真に受けたのか、自分で直そうとしてそのカメラをバラバラに分解して壊してしまいました。数日後、今度は祖父が、「このカメラもらってきたからお前にやる。この前のより良いやつだし、壊れてないから大事に使えよ。」と言って、私に古い1台のカメラをくれたのをこれもなんとなく覚えています。 今になって思うと、最初のカメラが本当に壊れていたかは、父も祖父も他界しているためもう分かりません。本当に最初から壊れていたら、そもそも祖父がフィルムを買ってくれたかな？技術畑を歩んできた祖父は、父よりも機械系に詳しいはずでは？小学校低学年の私に、カメラを分解できる道具がよくあったよな？小さなドライバーは何となく覚えているのですが、祖父の道具？ラジオペンチも使ったような記憶があります？等々、疑問に思うことが数多くあり、父、祖父の生前に聞いておけばよかったと思っています。 それから数年後、親戚の引越しを手伝っていると押入れの中から古いミノルタの一眼レフカメラが出てきて、おじさんが写真の好きだった私に引越しの手伝いの変わりにそのカメラをくれたのです。私は大喜びで、毎日一生懸命カメラを磨いて掃除していたのを覚えています。実際、ここからが本当の意味での私の写真人生の始まりです。フォトコレクションの、スタート地点といってもよいでしょう。 いつしか、写真を撮りながら日本一周するのが私の夢となり、ついに2007年8月25日、鳥取県に入り47都道府県全てに足を踏み入れる事ができました。 今でも、やはりファインダーをのぞきながらシャッターを切る瞬間が一番面白く、風景写真ばかり写しているのに殆どの写真が手持ち撮影です。 フィルム撮影をした写真は、全てデータ化しました。保管が悪かったせいもあり、撮影当時のような色が出ていなかったり、画像が荒くなってしまっているものもあり選別していますが、データ化できたものは殆ど掲載しています。 こんな私が日本を旅して写してきた写真ですが、宜しければご覧になってください。 |
|
| ・・・フォトコレクションの生い立ちを最後まで見て頂きありがとうございました・・・ |
